2020年、2021年の活動のご報告と、今後の方向について
NPO法人知的生産の技術研究会の2020年度会員の皆様へ 2020年、2021年の活動のご報告と、今後の方向について 久恒啓一 2020年初頭から始まった新型コロナの蔓延により、政治、経済、教育など、あらゆる分野が大きな影響を受けるようになり、また国民一人一人の肉体と精神にも深い影響を与えており、早2年近くが経過しております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 わがNPO法人知的生産の技術研究会においても影響は例外ではありませんでした。 2020年は、知研にとっては、1970年の創設から50年目の節目の年でした。 知研の創業者である八木哲郎会長は、日本の高度成長時代を生きた人々に目標を与えるという役割は、十分に果たしたということから、また自身の健康状態もあり、50周年を機に活動を閉じようという強い意向を持っておりました。 理事長を仰せつかっている私も、他の理事も、創業者の意向を尊重し、同意をしており、 創立50周年事業を梅棹忠夫先生が創業された国立民族学博物館において、大型のイベントを集大成として開催することといたしました。2020年11月に民博